ちゃむの日記

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言語に騙されないために言語化をする、という人間的な営みを始めました。のち、経験学習

ちゃむです。こんばんは。
現在アラサー女の、メンタルが弱すぎてぎりぎり社会人の私です。
日々の活動を言語化したいと思い、今までの記事を断捨離して(といってもほとんど書いていなかったけど笑)心機一転日記をつけはじめようかと。

そもそもなぜ自分の活動を言語化したいと思ったかというとですね、「自分の言葉に自分が騙されないようにするため」であります。何言ってんの?って感じですね笑 まぁ聞いてよ。
私は人材育成について考えることにこれまでの人生の多くの時間を割いてきたんですが、 「経験学習」というのが育成において一大テーマ(というか業界的には常識の域?でしょうか)になっています。
読んで字のごとく、経験から学ぶ、ということで、実際の業務における経験から自身で教訓を引き出して、それを実際の業務で試してみる…という繰り返しで人は成長するというお話であります。
もちろん研修や読書から得られる知識や理論のインプット、上司からのアドバイスなどの他者からの学びというのも必要なのですが、それらも実際の業務に活かせなくては意味がないし、その学びを実際の業務に結び付けるプロセスこそが難しい、
そのプロセスこそが経験学習の一部でもあります。

で、経験学習における大事な要素として「言語化」があげられます。
結局、経験自体もそうですし、その中で自分が感じたことや考えたこと、そしてそれらを次にどう活かすか…
私たちは一度、言語にすることなしには、何も思考できないのです(でもこれは日常的にはそうだよね、というお話です。非言語で思考するというのも、ありうると思います)。
実際、経験学習において言語化は重要視されていて、「書く」ということが多くの場合メソッドとして採用されています。 
…だからこそ、私はこれまで「言語化」には人一倍こだわってきたのですが。

そんな私にある人が見透かしたようにこう言ったんです。
「あなたの言葉が、あなた自身を騙すことがある」
…はぁぁあ、そうなんですよ笑。私は自分の感情や思考を言語化して、次の行動を考えているという自負がある。だからこそ、その自分の言葉は「私が本当に思っていること」だ、と勝手に思い込んでしまう。
でも、そんな単純じゃない。私が言語化していることには「こうであってほしい」という私の願望や「こうするべき」という私の規範が、無意識に含まれています。
だから本当は私の心は嫌がっているのに、頭の中の声には嫌というのは表れず、結果的に笑顔で「やりますね」と言っている。
この心と頭の不一致感に、少し疲れてしまっていました。

え、じゃあ「言語化するのは、意味ないじゃん」と思われそうですが…笑
そうではないのかなと…。結局、自分の「言語」を残しておかないと、心と頭の不一致にも気づくことができないので…。
だから、何か強く思ったことと行動を言語化して熟成しておいて振り返りつつ、でも自分が言語化したことが自分のすべてではない、という感覚を大事にしないといけないなと思った次第でございます。
言語化を日々やりつつ、非言語的な営みも何かやっていった方がいいんだろうなと。言語で把握できない自身の痛みを癒す方法を見つけたいんですよね。その取り組みもログとしてここに書いていければなぁと思っている次第です。

 

こうやって言語化してみて、私は大層思考が絡まりあってて面倒な奴だなぁと自己肯定感を下げましたが笑、ちょっとすっきり。
自己満足で終わらせたいのですが、それは悪いなぁという他人の目線を気にする自分がいるので、少しだけ経験学習について紹介しておきますね。

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経験学習については色々なところで説明されています!ぐぐって!NAVER引用してみたものの、よい引用とは思えない!

matome.naver.jp
コルブの経験学習モデルは「具体的経験→内省的観察→抽象的概念化→能動的実験」のサイクルというのが、厳密な定義だと思います。
かなり簡略化されて説明されることも多いので誤解されているところもある気がします…ね。
個人的には「内省的観察」の部分を強調しておきたい。ただ行動を振り返るだけでなく、自分や場合によっては他人の感情や思考などの内的な営みに焦点を当てないと、経験学習にはならないと思っています。そうじゃないと上司が部下に対して詰めるツールになったりもするから、本当に曲解して使うのはやめてほしい。 

「経験学習」入門

「経験学習」入門

  

↑ 有名すぎる入門書(私はつまみ読みです、、が、、)

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